このスタジオは温かい人間を育てる場所。私はこの事を一番に思いながらやっていくと思います。

どこかへ行き、何かに出会う度に、また新たな扉が開いて行く...踊り遍歴からそんな印象を受けます。続いて、演者ではなく教える人としての真耶子さんに迫ってみましょう。

— 真耶子さんは目黒区と館山のニ拠点居住ですね。講師としての活動について教えてください

私が教える様になったのは19才の頃で、初めは先生の助手という形から始まり、一人でクラスを持たせてもらえる様になったのは確か20歳くらいだったと思います。
ずっと教える事に興味があったので不安な反面すごく嬉しかったし、はりきってました!
でも、今思えばすごくはちゃめちゃなクラスだったなぁと、よくあんなクラスに子供達は一生懸命についてきてくれてたなって反省と同時に感謝してます(苦笑)
ここ3~4年くらいでやっと少し、自分が理想とするレッスンが出来る様になってきたような気がしています。

— 先日は南総文化ホールでのアンナバレエ発表会もありましたね。おつかれさまでした。東京と館山キッズでは、違いを感じますか

子供は大っっっっっっ好きで、お世辞でもなんでもないんですけど、館山の子というか南房総の子供達は純粋で素直で穏やかで本当に可愛いです!特に野性的なところが大好き!!
自分も東京っ子なので言えるんですが、生意気というか変に大人びていて、子供らしい可愛さがあまりない(笑)もちろんみんながそうではありませんが、扱いずらいというか、気を抜くとすぐに舐められちゃいそうな。
この穏やかな環境や風土が房総の人たちの人間性をつくっているんだなってつくづく思います。

— 館山の子供たちへアドバイスするとしたら、どんなことでしょう

穏やかで素直過ぎて、逆にバレエ界では生き抜けないかもしれません。時には演技をしたりズル賢くなきゃいけない。
私の大好きな先生の言葉なんですが、『手は柔らかく、足は強く、軸はより強く、でも一番強いのは精神力』何をするんでも本当にそうだなって思います。
館山のスタジオの生徒達は、せっかく素晴らしい才能をたくさん持っている子ばかりなのに、あと一歩が出ない、譲っちゃう...
個人的にはそういう子の方が好きですけどね(笑)

— たくさんの旅をした真耶子さんだからこそ、教えられることがあるかもしれませんね

せっかくならば、バレエというパスポートで広い世界を見て経験して、たくさんのものに出会えればもっと素晴らしいのではないかと思ってます。
今こう言えるのは、一筋縄ではいかなかった私のバレエ人生をリード・サポートしてくれた両親のお陰です。
このスタジオは温かい人間を育てる場所。もしも両親からこのスタジオを引き継ぐ時が来るとしたら、私はこの事を一番に思いながらやっていくと思います。もちろんバレエスタジオですからレッスンの方もビシビシやりますけどね(笑)

— 唐突で済みませんが、最後にちょっと、プライベートのことも教えてください。夢はお母さんとありますが、結婚はされてますか?

未婚ですが、彼氏はいます。音楽が大好きで、仕事の傍ら作曲もする人です。芸術家肌で時に理解に苦しむ事もありますが(笑)たくさんの刺激を貰っています。
なんだか刺激を求める人生になってしまっていて、普通じゃ飽き足りない。こんな私は、幸せにはなれないのかもしれません(笑)
お母さんになりたい、っていうのは、お母さんって本当にすごいじゃないですか。自分もそう思ってもらえる人が欲しいな、って思ってるんです。

— 刺激的であることが本人にとって最大の幸せかもしれませんよ。大変興味深いお話ばかりでした。今日はありがとうございました。



2011/09/15
 
リニューアル前の安房BIJINはこちらからどうぞ

只今鋭意制作中。もう少々お待ちくださいませ。

只今鋭意制作中。もう少々お待ちくださいませ。


安房美人のブログの最新情報をこちらからチェックできます